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2023年9月10日3 分

道外山行~尾瀬ヶ原

コロナ禍のため延び延びになっていた当会創立40周年記念山行「尾瀬ヶ原と至仏山」が実施されました。梅雨明けの不安定な天候でしたが、陽気で愉快な7人のメンバーが黒雲を吹き飛ばし、尾瀬の夏を楽しみました。

11月には海外記念山行として大韓民国のハルラ山に遠征予定です。

7/11(火) 千歳出発の日、多くの会員から応援Lineを頂き、パワーチャージ満タンにして成田からフライト。そして尾瀬戸倉に到着。本州に引っ越した元会員からアドバイスをいただき、一泊目は尾瀬戸倉でホテル泊。鳩待峠の小屋は改築中だったのです。

7/12(水)ジャンボタクシーで鳩待峠着。薄曇りで昼過ぎからの雨予報を心配しながらも、期待感でいっぱいの笑顔です。

だんだん黒雲が広がりますが、辛うじて尾瀬ヶ原が見渡せました。

ベニサラサドウダンツツジの当たり年?!鈴なりの花がアチコチニ! オゼソウの群落に感激! ロープ規制地以外にもオゼソウが広がっていました。

小至仏山にグループ別に登りました。

ピークねらい組が一足先に行き、怪しい雲と戦いつつ珍しい花々の写真撮影で嬉しい忙しさでした。メンバーそれぞれが至仏山を堪能して大満足!

左上はヤチヤナギ、右上は希少なナガバモウセンゴケに白い花が!

ハッチョウトンボの拡大図とその右は、ハッチョウトンボをカメラに収めました。どこに居るか分かりますか?

薄曇りで周りの山には雲の帽子。山容全体が見えそうで見えず残念賞。逆さ燧ケ岳の池塘にオゼコウホネらしき花が…。サワラン、トキソウ、キンコウカ等々

龍宮の湧き水もしっかり見ることができました。

見たことのない珍しい花? ランの仲間で葉緑素の無いショウキランとのこと

燧ケ岳に国内で初登頂し、燧ケ岳の登山道を開き、尾瀬沼ダム化計画の反対を訴え各地を奔走。日本で初めて自然保護を社会問題にした平野長蔵さんがルーツの長蔵小屋

漆黒木材のレトロな小屋でヒメサユリが出迎えてくれました。夜は、手作りプラネタリウムでロマン溢れる星々の物語を聞けました。

朝もやの三本カラマツは、秋には草紅葉で美しく化粧するそうです。秋の尾瀬の景色も見に来たいな~と思いました。

7/14(金) お天気が芳しくないため、雨しのぎにネイチャーセンターと長蔵小屋別館の喫茶店に行きました。ニッコウキスゲは熊・鹿の大好物で減少しているとのことですが、チラホラ可憐に咲いていました。

 

桧枝岐村に早めに着き、歴史博物館や歌舞伎小屋などの見学ができました。

安堵感とご満悦の祝杯(ビール)は、最高の時間です! カンパーイ

夏の尾瀬をたっぷり堪能した尾瀬ヶ原・至仏山山行でした。会員からのメールも力強い後押しになりました。一緒に行ったメンバーと後押ししてくれた会員の皆さん、本当にありがとうございました!

by Betty,maeyoko,masachan,honhiro,naothin

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