今年のフットパスは、ちょっと足を延ばして白老のウポポイへ。2年前に開業したアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」とポロト湖周辺を散策することにしました。個々人の興味に応じて散策することにして、お昼と最後の集合時刻と場所を決めて活動開始。
入口付近の郵便ポスト、アイヌ文様が素敵!
敷地内には草木の見本園、花壇があり、色々な花が咲いていた。エゾカンゾウも真っ盛り!敷地内の水路にはコウホネやカキツバタが咲き乱れていた。
東エリアにはアイヌのチセ(家)が並ぶコタン(村)。チセの中でアイヌ語の学習や楽器「ムックリ」の演奏体験など様々なプログラムが用意されている。
コタン手前の工房内では織物の実演やアイヌ工芸の作品がならび、手作り体験も出きる。大きな木彫りの熊がお出迎え。木彫りだからかわいい!で済むけれど…
ポロト湖では丸木舟の実演と解説があった。この丸木舟、漕ぎ手のお兄さんが自分で作成したとのこと。1本の櫂を操り、同じ姿勢で自在に右回り、左回り。
昼食で全員集合。午前中にポロト湖を1周してきたメンバーも合流。無料休憩所も新しくてきれい。ゆっくり食事ができた。
体験交流ホール前で記念撮影。このホールで伝統芸能や昔話(ユカㇻ)のアニメ上映を堪能した。夜は野外でプロジェクションマッピングを楽しめるとのこと。
コタン近くに弓矢体験の的(ぶら下がっている的はホタテ貝?!)が設置されていた。野外ステージではムックリなどの演奏が披露された。コタンの近くの森で樹木の説明と利用法を教えてもらった。
アイヌの伝統的な衣装を着たムックリの奏者と一緒に「パチリ!」
ポロト湖畔1周に向かったメンバーは、湖の向こうに樽前山が見えたと教えてくれた。
今回のフットパスでは、たくさんのことを学びました。知っているようで知らなかったアイヌの歴史や文化に「触れて、感じて、考える」きっかけをもらいました。事前にウポポイの資料などをそろえてくださったフットパスの担当者、お疲れ様でした。
by Betty,siis,naothin,fujimari
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