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秋のフットパス 丘珠、さとらんど、モエレ沼公園

更新日:2020年10月2日

2020年9月29日 (火) 会山行


恒例の秋のフットパス。今年は地下鉄栄町駅からスタートし、モエレ沼公園まで

秋晴れの中、ゆっくりと秋の景色を楽しみました。

最初の立ち寄り場所は丘珠空港

新聞社のヘリコプターや、小型機の駐機場など、天望テラスから見学しました。

此処から直接、松本や利尻に行けるのは便利ですねー



ナナカマドも色ずいています。

青空が気持ちよい


丘珠緑地:空港に隣接した広大な広場です。子供たちの遊具もあり、市民が思い思いにリラックスしていました。


ここでちょっと休憩。丘珠空港を離陸する飛行機がすぐ上を通っていきます。

広大な芝生を横切って行ったのは、確かキタキツネ。


丘珠ではおなじみの玉ねぎ直売所。

「札幌黄」は明治4年(1971年)に開拓使がアメリカから輸入した種子を札幌官園で試作したのが始まりです。

丘珠は開基150年。始まりは酒田からの農民30戸でした。


玉ねぎ栽培の中心地は、その後網走、北見地方へと変わってゆきました。

現在、北海道は全国の生産量(107万トン)の半分以上を担う一大生産地となっています。

伏古川:かつて大友掘と言われ石狩川から札幌への水路として重要な役割を果たしました。

開拓した大友亀太郎は慶応2年幕府の命を受け、原始林に覆われたこの地に堀を作り、石狩川から札幌中心部への物資の輸送路としました。現在の創成川がその姿を残しています。


「さとらんど」札幌市農業体験交流施設

全体で75haもある広大な土地に、農業体験や市民農園、動物とのふれあい広場など様々な施設があります。


「さとらんど」からモエレ沼公園へ

遠くに見えるのは“モエレ山”

モエレ沼公園はかつて不燃ごみの埋め立て地だった場所を、イサムノグチのデザインによりアートの空間へとつくりかえられた場所です。


最大25mまで噴き上がる、水の彫刻

フィナーレは虹とともに華やかな噴水で終わりました。

虹は見るだけで何かラッキーな気分。

秋晴れのお散歩、楽しかった。


 例年は春と秋に企画していたフットパスですが、今年はコロナの影響で秋だけの開催となりました。丘珠を歩きながら、150年前の人たちがこの原野に水路を開き、街を作り、新たな種類の農業に取り組んだ日々に思いを馳せました。

モエレ沼公園のガラスのピラミッドにはイサム・ノグチ関連の展示物もあり、かつての不燃物埋立地がどのように変化したのかも分かりやすく表示されていました。

それにしても、イサム・ノグチ、なかなかのイケメンです。


来年はどこを歩きましょうか?


by sawacchi


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