2021年12月12日(日) 会山行
本格的な雪山シーズンを前に、中山峠の蓬莱山で冬山入門!!
ここ数年雪が少なく、当日も笹があちらこちらから顔を覗かせていましたが、何とか入門編を決行できました!
当日は地図読み、ルートファインディング、ビーコン操作練習、積層コンプレッションテストなどを行い、皆様不慣れな動きながら何とか一通り体験できました。
何よりも一番大切なのは雪崩に遭遇しない事ですが、万一に備え常にシミュレーションしておきたいものです。
ピーカンです!(^^)!(朝のみでしたが・・)
イェ~イ!!天気が良くて気持ちよい。
ビーコンチェック。
先頭を変わりながらルートファインディングして進みます。
皆様読図に余念がありません。
もうすぐピークです。
今日はどんよりとした空模様でしたが、うっすらと定天や烏帽子が見えましたよ~
スノーシュー組とうちゃこ~(^^)/。今年も雪が少ないですねぇ・・看板があんなに上にあります。
看板娘3人(^_-)-☆
スキー組を待つ間、体が冷えてきたのでテェルトにくるまります。まるでかくれんぼだね(笑)
スキー組が到着。久々のスキーに少々手こずったようです。
先生の訓示!!
さて皆様積層チェックの為、穴掘りです。いつになく真剣ですねぇ~
スノーソーで切り刻み、積層確認の準備が出来ました。
①まず、スコップの端に手首を置き手のひらでパンパンと10回スコップを叩きます。この段階で崩れたらかなりの弱層です。
②次に膝に肘を置き、同じくパンパンとスコップを10回叩きます。次に肩で10回叩きます。
※各段階で危険度は変わります。(横から見ると3~4層になっているのが分かります)
こちらは簡易円柱ハンドテスト。手首の力のみで折れるのか、抱え込んで体重を乗せてやっと折れるのかで弱層を判断。
続いてビーコン学習。まず雪崩が起きたら通常のSENDモードから全員SEARCHモードに切り替えます。そしてサーチする人数に合わせて効率的に探します。(1人ならジグザグに)
ビーコンサーチが10mを切ったら”テン”と叫び、3mを切ったら”スリーゼロ”と叫び周囲に掘る準備をアピール。ヒットしたらプローブを斜面に垂直に差します(正確な深さを把握するため)二次雪崩を注視する為、体は常に谷側に置き山側を監視します。掘った雪も谷側に捨てます。
さて、こちらはツェルト設営の練習です。周囲の木々やスキーを立てて支柱にして作ります。中はパンパンですね(笑)密集だけど学習なので許してくださいませ!
本日のスキー組。”もっとたっぷり滑りたかったな~!”
雪は少なかったですが一通りの練習ができて皆様満足な一日でした。
おしまい!!
by.bunbun
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